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2019年度 第1回環流文明研究会のご案内 5月18日

2019/04/17 18:16 に ユーザー不明 が投稿

                                   2019/4/18
環流文明研究会各位            環流文明研究会
比較文明学会会員各位           代表 犬塚潤一郎
副代表 星野克美、神出瑞穂

2019年度 第1回環流文明研究会のご案内
令和初めての環流文明研究会を下記の通り開催いたします。今回はトインビー論の第一人者Dr.三枝守隆氏と犬塚代表の帰朝報告です。
皆様ご参加いただき、活発な議論を期待します。
(日 時)  5月18日(土)13:00~16:30

(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館 4505教室 (5階)

(内 容)
➀ 三枝守隆
「環流文明を『ポストモダン以降のトインビー比較文明学』でとらえ返すー2010年第27回比較文明大会における 議論をめぐって」

② 犬塚潤一郎
言語中心主義の諸相 
「言語中心主義」という言葉は、現代思想では特有の概念・批判にあたりますが、ここでは、より一般的な意味において使用します。印欧語の特質である、構造性と厳密性を核として、それが造形表現(芸術)、建築、都市、そして産業や生活など、西洋文化の様々な諸相に表れていることを問い直したいと思います。その試みを通じて明らかにしたいと考えるのは、知識・情報によって主導される産業文明の基礎原理とその克服の道筋です。まずは文化研究と存在構造の探求へとより近づこうとするところから。皆様のご批判を楽しみにいたします。

(連絡先) 科学技術・生存システム研究所  神出瑞穂
Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp

                       以上 

2018年度第5回3月9日 環流文明研究会 議事録

2019/03/10 17:49 に ユーザー不明 が投稿

2018年度第5回 環流文明研究会 議事録
             今回担当:副代表神出瑞穂
平成最後の研究会は下記のように開催され、活発な議論が交わされました。
(日 時)  3月9日(土)13:00~17:00
(場 所)  東海大学代々木校舎  2B11教室
(出席者)   小関武宏、池田誠、服部匡成、松本亮三、星野克美、横山玲子、
山口弘文、川野美砂子、神出瑞穂 (敬称略)
(内 容)
➀ 小関 武宏
還流エネルギーとしての地熱エネルギーの現状
*再生可能エネルギー全体と地熱エネルギー開発の日本および世界の現状と動向について報告された。さらには超臨界地熱資源開発の可能性、および「永続地帯」という再生可能エネルギーと食糧の自給自足による自律分散協調型社会構造について吉里吉里国独立宣言にも言及しつつ提言された。
 
② 池田誠
生命と人類の過去・現在・未来:科学と哲学と芸術の融合絵  
*ゴーギャンの有名な「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」の絵画から始まり、宇宙の歴史、生命の歴史、人類の進化、人類の科学技術の進展と環境問題を踏まえ「意識の進化」に焦点を合わせ、生命の行動を特徴づける5つの要素(安全、活動、好奇心、協力、理性)、シュワルツの10の文化価値類型、世界価値観調査などの知見をSD,MAS思考を駆使し今後の文明の多様性について報告された。もっともユニークな点はそれらを絵画芸術と融合して捉えまた人々に発信しようとしている点で、まさにこれまで発表の集大成であり、また発表者の新しい出発の決意表明でもあり大変印象深い報告であった。 

③3月23日(土)に松本亮三教授の最終講義「自然と文明」の開催が横山先生から紹介された。環流文明研究会の皆様のご参加を希望したい。

(今後の予定)◆第6回は5月に予定していますが、日時、場所は4月にご連絡します。                     以上

2018年度 第5回環流文明研究会のご案内 3月9日

2019/02/13 18:33 に ユーザー不明 が投稿

2019/2/14
環流文明研究会各位            環流文明研究会
比較文明学会会員各位           副代表 星野克美、神出瑞穂
2018年度 第5回環流文明研究会のご案内
平成最後の環流文明研究会を下記の通り開催いたします。是非ともご参加いただきたくお願い申し上げます。 
(日 時)  3月9日(土)13:00~16:30

(場 所)  東海大学代々木校舎 2B11教室 (注:新しい会場です。)

(内 容)
➀ 小関 武宏
還流エネルギーとしての地熱エネルギーの現状
*再生可能エネルギーは地球にやさしいエネルギーとして利用が増加している。再生可能エネルギーの一つである地熱エネルギーは、火山の恵みを利用したもので、火山国日本に最も適したエネルギーである。このように自然を利用した還流エネルギーである地熱エネルギーの現状を報告する。
 
② 池田誠
生命と人類の過去・現在・未来:科学と哲学と芸術の融合絵  
*生命の行動を特徴づける5つの要素(安全、活動、好奇心、協力、理性)で、政治経済社会環境を理解する。温暖化は、異常気象・食糧危機・資源エネルギー制約、地球の気候変動メカニズムなどで最高でも6℃が上限かも。この激変期に生き残るのはタフさか優しさか?これまで発表の集大成を報告。 



(連絡先) 科学技術・生存システム研究所  神出瑞穂
Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp
                       以上

2018年度第4回 環流文明研究会(2019年1月12日)議事録

2019/01/14 2:49 に ユーザー不明 が投稿

環流文明研究会各位               環流文明研究会
             今回担当:副代表神出瑞穂

2018年度第4回 環流文明研究会 議事録
下記のように開催され、活発な議論が交わされました。両発表とも今後の環流文明のあり方に関して重要な内容であり、時期をみて再度採り上げて参りたいと存じます。
(日 時)  1月12日(土)13:00~17:00
(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館(4階) 4414教室 
(出席者)   服部匡成、松本亮三、池田誠、星野克美、末武透、横山玲子、
小関武宏、青木一三,神出瑞穂 (敬称略)
(内 容)
➀ 服部匡成 (文明法則史学研究所 代表)
 「文明法則史学」という盛衰パターンの研究について 
* まさに米中貿易摩擦問題、また日本、ASEAN、インドを含むアジアのGDPが急速に欧米のそれに近づいてきている中、60年前に村山節が主張した800年毎に東西文明の盛衰の交替が起こるという主張は温故知新、改めて考え直す必要があろう。この「文明法則史學」とは何か、現在の文明法則史學研究所の活動および今後の研究課題、それに基づいた日本のあり方など網羅的に報告された。 環流文明の“環流”にも関係する研究であり活発に討議された。
② 星野克美 (多摩大学名誉教授)
「工業文明」頭打ちから滅亡へ~文明滅亡・人類絶滅プロセスを予測する
*「工業文明」は、人類史上初めて「巨大な地球文明」へ発展したが、すでに資源消尽・環境破壊という「地球惑星の限界」に到達しており、2020年前後に「頂点」を過ぎて「衰退化」を速め、50~60年代に「滅亡」してその歴史を終える。この様な星野史観の報告であった。この問題は環流文明研究会の発足時点から研究の底流に流れる問題意識である。速度を速めて現前に進行している「文明滅亡・人類絶滅」の難問を、文明研究はどう思考するか、社会に向けて何かを提言できるか、今年の研究会の活動にかかっている。
 (今後の予定)◆第5回: 3月9日(土)13:00~16:30           東海大学代々木校舎 2B11教室
◆池田誠氏(公共圏的組織)、小関武宏氏(地熱発電)を予定しています。
                              以上

環流文明研究会2019年1月12日のご案内

2019/01/05 21:27 に ユーザー不明 が投稿

環流文明研究会各位            環流文明研究会
比較文明学会会員各位           副代表 星野克美、神出瑞穂
2018年度 第4回環流文明研究会のご案内
比較文明学会の活動の一環として環流文明研究会を下記の通り開催いたします。新年にふさわしい壮大な文明論の共演です。是非ともご参加ください。 
(日 時)  1月12日(土)13:00~16:30

(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館 4階 4414教室

(内 容)
➀ 服部匡成 (文明法則史学研究所 代表)
 「文明法則史学」という盛衰パターンの研究について 
* 村山節という文明評論家による文明の盛衰パターンに関する研究成果を「文明法則史学」と呼んでいるが、文明レベルでは概ね800年毎に起こる民族大移動を契機とした東西文明の盛衰の交替があり、国家レベルでは Social system という政治システム・経済システムの盛衰とそれに対応した社会心理の推移が見られる。こうした「文明法則史学」の内容に加え、その視点での国家間関係や日本の今後のあり方などの研究内容を紹介させていただく。 

② 星野克美 (多摩大学名誉教授)
「文明滅亡・人類絶滅プロセス」を予測する―滅亡・絶滅の難問に、文明研究はどう対応するか――
*「工業文明」は、2020年前後に「頂点」を過ぎて「衰退化」を速め、50~60年代に「滅亡」してその歴史を終える。「工業文明」は、人類史上初めて「巨大な地球文明」へ発展したが、すでに資源消尽・環境破壊という「地球惑星の限界」に到達しており、そうした「人類の営為」によって「人類絶滅」にまで至る。2000年に台頭した”Anthropocene”研究は、「地球地質・地球環境史上」で初めての「人為」による、「生物・人類の6度目の大絶滅」を警告している。速度を速めて現前に進行している「文明滅亡・人類絶滅」の難問を、文明研究はどう思考するか、社会に向けて何かを提言できるか、それが課題となる。
(連絡先) 科学技術・生存システム研究所  神出瑞穂
Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp
                       以上

2018年度第3回(11月10日) 環流文明研究会 議事録

2018/11/17 5:16 に ユーザー不明 が投稿   [ 2018/11/17 5:19 に更新しました ]

2018/11/15

環流文明研究会各位               環流文明研究会
             今回担当:副代表神出瑞穂

2018年度第3回 環流文明研究会 議事録
下記のように開催され、活発な議論が交わされました。両発表とも今後の環流文明のあり方に関して重要な内容であり、時期をみて再度採り上げて参りたいと存じます。
(日 時)  11月10日(土)13:00~17:00
(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館(4階) 4414教室 
(出席者)   川野美砂子、松本亮三、池田誠、星野克美、末武透、横山玲子、中田雅彦、橋本朋子,神出瑞穂 (敬称略)
(内 容)●①川野美砂子:「サイイド・アラヴィとシュリーナーラーヤナ・グル〜南インド・ケララにおける宗教的多元性の構造〜 」
*ケララは、 その 識字率の高さ、女性の地位の高さ、ヒンズー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の宗教的調和が、インド国内において特異な存在として注目されている。本発表では「宗教的調和」と呼ばれる社会関係を実現している構造を歴史的・文化的に、 「公共空間」と「対抗的公共空間」、「文化的記憶」と「対抗的記憶」などの概念 を用いて分析した。世界各地で発生している宗教対立への処方箋として、ケララモデルの 普遍化が可能か議論された。 
*池田誠氏より関連として「宗教についての世界価値観調査」資料が配付(リンク・ファイル)
②松本亮三:「世界文化遺産、無形文化遺産から考える自然と文化・文明の多様性」
*自然・文化・文明の多様性の消失に関する現状と近未来予測、自然の多様性を守る国連、UNESCO,NGOの努力、世界遺産と無形文化遺産などの文化・文明の多様性を守る活動、そしてまとめとして地球生態系の保全と新しい倫理の必要性について報告。環流文明の重要な側面の発表であり、科学技術、グローバル資本主義の進展と人類の“モラル革命”の必要性が議論された。

 (今後の予定)◆第4回:1月12日(土) 13:00~16:00
            東海大学代々木校舎 4階 4414教室
      ◆第5回:3月9日(土)13:00~16:00
           東海大学代々木校舎 2B11教室
                              以上

2018年度 第3回環流文明研究会のご案内

2018/10/10 22:51 に ユーザー不明 が投稿

018/10/11
環流文明研究会各位            環流文明研究会
比較文明学会会員各位           副代表 星野克美、神出瑞穂

2018年度 第3回環流文明研究会のご案内
比較文明学会の活動の一環として環流文明研究会を下記の通り開催いたします。よろしくご参集ください。 
(日 時)  11月10日(土)13:00~16:00

(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館 4階 4414教室
(内 容) ①川野美砂子:「サイイド・アラヴィとシュリーナーラーヤナ・グル〜南インド・ケララにおける宗教的多元性の構造〜 」
*ケララは、 その 識字率の高さ、女性の地位の高さ、宗教的調和が、インド国内において特異な存在として注目され、 ノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センはこれをケララ・モデルと呼んだ。本発表では「宗教的調和」と呼ばれる社会関係を実現している構造を歴史的・文化的に理解するために、 マーピラの反乱、カースト運動など、近代 へ の ケララ固有の 歴史を辿ると同時に、 「公共空間」と「対抗的公共空間」、「文化的記憶」と「対抗的記憶」などの 分析概念 を用いて、その 普遍化 のための議論を 行いたい。 
②松本亮三:「世界文化遺産、無形文化遺産から考える文化的多様性の意義」
*10月13日の比較文明学会大会のシンポジウム「文明と観光」で、「観光のポテンシャル―自然・文化・文明の多様性の言明―」という話をしますが、それを補完しつつ、UNESCOが考える文化的多様性と、その意義や問題性を、今後の世界状況を視野に私見を発表
(備  考) ➀ 比較文明学会の会員は自由に参加が可能ですが、事前に
下記まで所属、お名前をご一報いただければ幸いです。
       ② 連絡先。
         科学技術・生存システム研究所  神出瑞穂
Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp
                       以上  

2018年11月10日の研究会発表者

2018/09/04 18:04 に ユーザー不明 が投稿

お二人目をご案内いたします。
発表者:川野美砂子
タイトルや内容は、追ってご連絡します。

2018年11月10日の研究会発表者

2018/09/04 17:48 に ユーザー不明 が投稿

発表者:松本亮三
タイトル:「世界文化遺産、無形文化遺産から考える文化的多様性の意義」
 10月13日の比較文明学会大会のシンポジウム「文明と観光」で、
「観光のポテンシャル―自然・文化・文明の多様性の言明―」という話をしますが、
発表時間の関係であまり詳しい話はできませんので、それを補完しつつ、
UNESCOが考える文化的多様性と、その意義や問題性を、今後の世界状況を視野に、
テンタティブではありますが、私見をお話ししたいと思っております。

発表のもうお一方は未定です。乞うご期待!

2018年度第2回 環流文明研究会 議事録 9月1日

2018/09/04 1:06 に ユーザー不明 が投稿

2018/09/04

環流文明研究会各位               環流文明研究会
比較文明学会会員各位             今回担当:副代表神出瑞穂

2018年度第2回 環流文明研究会 議事録
下記のように開催され、活発な議論が交わされました。両発表とも今後の環流文明のあり方に関して相関があり、時期をみて再度採り上げて参りたいと存じます。
(日 時)  9月1日(土)13:00~17:00
(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館(5階) 4505教室 
(出席者)   池田誠、星野克美、松本亮三、横山玲子、神出瑞穂 (敬称略)(内 容) 
●横山玲子:「自我と社会的経験との関係について」
フランスの社会人類学者レヴィ=ストロースの現代の文明社会について批判的認識をまくらに、ミードの「自我」、リントンの「個人の文化関与と地位」、バーカーの「達成的地位」、松本亮三の「メタ文明」の普遍性、アメリカ型達成的地位偏重社会、犬塚潤一郎の市場による自動機械的世界への変貌へと議論を展開し 社会の成員としての個人は、「交換可能な無名の原子」の状態へと おとしめられていった経緯を指摘した。 そしてそれが 現代文明が内包しているさまざまな負の側面に関わっているとして、「何が原因で・なぜこうなったか」を再考する必要性を主張した。
●神出瑞穂:「共同体(コミュニテイ)思想の系譜と我が国のあり方試案」 
 世界的に不平等、格差、貧困問題が顕在化してきている中、 共同体から新しい文明の活路を見出そうとする動きが始まっている。 
 経済人類学のカール・ボランニーの思想と共同体の歴史を参考に 我が国の新しい共同体実現のための基本的考え方の試案を提示した。
(次回予定) ◆11月10日(土) 13:00~16:00
      ◆東海大学代々木校舎 4階 4414教室
      ◆発表者:未定
      〇本年度のその後の予定は、1月12日(土)、3月2日(土)です。(事情により変更はありえます。)
以上

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