018/10/11 環流文明研究会各位 環流文明研究会 比較文明学会会員各位 副代表 星野克美、神出瑞穂 2018年度 第3回環流文明研究会のご案内 比較文明学会の活動の一環として環流文明研究会を下記の通り開催いたします。よろしくご参集ください。 記 (日 時) 11月10日(土)13:00~16:00 (場 所) 東海大学代々木校舎 4号館 4階 4414教室 (内 容) ①川野美砂子:「サイイド・アラヴィとシュリーナーラーヤナ・グル〜南インド・ケララにおける宗教的多元性の構造〜 」 *ケララは、 その 識字率の高さ、女性の地位の高さ、宗教的調和が、インド国内において特異な存在として注目され、 ノーベル経済学賞を受賞したアマルティア・センはこれをケララ・モデルと呼んだ。本発表では「宗教的調和」と呼ばれる社会関係を実現している構造を歴史的・文化的に理解するために、 マーピラの反乱、カースト運動など、近代 へ の ケララ固有の 歴史を辿ると同時に、 「公共空間」と「対抗的公共空間」、「文化的記憶」と「対抗的記憶」などの 分析概念 を用いて、その 普遍化 のための議論を 行いたい。 ②松本亮三:「世界文化遺産、無形文化遺産から考える文化的多様性の意義」 *10月13日の比較文明学会大会のシンポジウム「文明と観光」で、「観光のポテンシャル―自然・文化・文明の多様性の言明―」という話をしますが、それを補完しつつ、UNESCOが考える文化的多様性と、その意義や問題性を、今後の世界状況を視野に私見を発表 (備 考) ➀ 比較文明学会の会員は自由に参加が可能ですが、事前に 下記まで所属、お名前をご一報いただければ幸いです。 ② 連絡先。 科学技術・生存システム研究所 神出瑞穂 Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp 以上 |