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2018年度第5回3月9日 環流文明研究会 議事録

2019/03/10 17:49 に ユーザー不明 が投稿
2018年度第5回 環流文明研究会 議事録
             今回担当:副代表神出瑞穂
平成最後の研究会は下記のように開催され、活発な議論が交わされました。
(日 時)  3月9日(土)13:00~17:00
(場 所)  東海大学代々木校舎  2B11教室
(出席者)   小関武宏、池田誠、服部匡成、松本亮三、星野克美、横山玲子、
山口弘文、川野美砂子、神出瑞穂 (敬称略)
(内 容)
➀ 小関 武宏
還流エネルギーとしての地熱エネルギーの現状
*再生可能エネルギー全体と地熱エネルギー開発の日本および世界の現状と動向について報告された。さらには超臨界地熱資源開発の可能性、および「永続地帯」という再生可能エネルギーと食糧の自給自足による自律分散協調型社会構造について吉里吉里国独立宣言にも言及しつつ提言された。
 
② 池田誠
生命と人類の過去・現在・未来:科学と哲学と芸術の融合絵  
*ゴーギャンの有名な「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」の絵画から始まり、宇宙の歴史、生命の歴史、人類の進化、人類の科学技術の進展と環境問題を踏まえ「意識の進化」に焦点を合わせ、生命の行動を特徴づける5つの要素(安全、活動、好奇心、協力、理性)、シュワルツの10の文化価値類型、世界価値観調査などの知見をSD,MAS思考を駆使し今後の文明の多様性について報告された。もっともユニークな点はそれらを絵画芸術と融合して捉えまた人々に発信しようとしている点で、まさにこれまで発表の集大成であり、また発表者の新しい出発の決意表明でもあり大変印象深い報告であった。 

③3月23日(土)に松本亮三教授の最終講義「自然と文明」の開催が横山先生から紹介された。環流文明研究会の皆様のご参加を希望したい。

(今後の予定)◆第6回は5月に予定していますが、日時、場所は4月にご連絡します。                     以上

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