次回の研究会は、予定通り、2月18日(土)午後4時から三鷹市・駅前コミセンで行います。ふるってご参加ください。
発表者は保坂俊司さんです。この研究会のキーワードの一つは「環流」ですが、循環といっても、輪廻といってもいいのです。古代インドに発する循環思想が本研究会で掲げる環流と重なるのか、重ならないのか、を検討してみたいと思っています。
タイトルは「インド的な循環思想とその展開」です。
内容は以下の通りです。
1・「循環」という概念の把握から インドと日本では、循環の思想が似て非なるものがある。 2・インドの伝統における循環(思想的な変遷) インド的「寛容思想」とその展開 「自他同置」 ウパーサナの発想から空、慈悲、そしてサハジャ、バクティへ 3・政治的な展開 アショーカ王の思想に見る循環思想の政治哲学 4・経済思想への展開 無遮大会という発想、玄奘三蔵の報告より |