第23回環流文明研究会は2012年1月21日(土)午後1時から法政大学国際日本学研究所セミナー室(法政大学市ヶ谷キャンパス58年館2階)で行います。
所在地の情報は以下の通りです。
東京都千代田区富士見2-7-1 法政大学市ヶ谷キャンパス58年館2階 (JR総武線、地下鉄有楽町線、南北線、都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」駅下車、徒歩10分)
テーマは「優勢な技術文化・劣勢な精神文化―このアンバランスはなぜ?バランスは取り戻せるか?取り戻すにはどうしたらよいのか?」です。
日本に限らず現代世界は近代西欧が立ち上げた「科学技術」があたかも「宗教」のようになりました。信仰の対象になったということです。フクシマ原発事故はその結果の一つでした。「科学技術」は宗教離れした近代人の新たな宗教です。そういう状況下では、いわゆる「宗教」は劣勢に追いやられます。その結果、人々の心は空洞化します。それはいびつな文明といってよいでしょう。人間を幸福にしてはじめて文明は文明の名に値するのであれば、現代文明はどうなのでしょうか。今回は、こうした現代文明の歪みを討議したいと思います。 |