東海大学代々木キャンパスで、2018年6月30日(土)13時から16時半まで開催されました。 ●池田誠 「文明の系統樹の試案 と地球未来年表2100」 トインビー、ハンチントン、イングルハート、シュワルツなどの文明分類、文化マップをたどりながら文明の系統図を再考し、マルチ・エージェントシミュレーションの手法で文明が収斂する可能性を示唆、さらに2100年の地球未来年表として人口や温暖化による食糧危機と飢餓人口を予測した結果を発表した。 ●末武 透「 人は怒りや憎しみからどのようにして許しの方向へ自分の感情を 変化させることができるのか」 暴力、文明間のあきれつが当学会でも採り上げられているなか、地域内での異文化・異宗教・内戦後の怒りや憎しみなどを、シュエクスピアの『テンペスト』を題材に、怒りから許しへのシステムダイナミックスモデルを構築し、文明の衝突回避のメカニズムを抽出する試みを発表した。 怒りはどのように許しに変れるか 末武徹 (次回予定) ◆9月1日(土) 13:00~16:00 ◆東海大学代々木校舎 ◆発表者:横山玲子、川野美砂子 〇本年度のその後の予定は11月10日(土)、1月12日(土)、3月2日(土)です。(事情により変更はありえます。) |