考えてみれば、「現代文明以前」はゴミなどなかったということに気付きます。言い換えれば、ゴミは文明の産物、つまり文明が「吐き出すもの」ということになろうかと思います。その「吐きだしたもの」を再度、元の場所(つまり<外なる自然>)に戻すわけですが、そのためにまた莫大なエネルギーを使うという「余計なこと」をしています。しかしそれをしなければますます環境を悪化させますからしないわけにはいかない、したがって「余計なこと」とは言い切ることはできません。「現代文明」は相乗的に(必要な)「余計なこと」を増やしているようです。 |